1年弱のロンドン生活から日本に帰国。場所は変わっても相変わらずのマイペース。日々の生活で感じた小さな幸せを綴っていきます。


by mokomoko-chan
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have a good memory

ロンドンで生活をしているとイギリスが多民族国家(mixed-race nation)であることをつくづく実感させられる。たとえばスーパーのレジ係は大抵インド人。2桁の掛け算を暗記するような国だから計算が得意なのは間違いない。それがこのロンドンでは雇用に如実に表れている。計算が速くレジのスピードが速いのはいい。Fast Foodが決して早くないこの国ではなおさらである。
が。難を言えばせっかち(impatient)なのである。

近所のSainsburyには店員がいるレジとセルフチェックのレジとがある。セルフチェックのレジは自分でバーコードを機械に読み取らせて合計額を現金orカードで支払う仕組み。店員がいるレジはあふれんばかりの大型カートを押した人が多く、昼や夕方になると長い列ができるので、いつも少量購入の私はセルフチェックを利用することが多い。ただこのセルフチェックにも時々悩まされる。

セルフチェックにもアシスタント用の店員がいて、ビニール袋を開くのに手間取っていたり、うまくスキャンできずにやり直しをしていると 「なにをやっているのだ」 とすかさずインド人がやってくるのだ。お客様は神様、なんて言葉はこの国にはない。いくらお客であっても怪訝な顔でやってくる。そしてバラの野菜などバーコードが付いていない商品。ラベルに記載された商品コードを入力するか、私のつたない英語力で単語を入れて検索し、表示された写真から選択しなければいけない。それでも見つからないときがある。

今日もピッ、ピッと順調にバーコードを読み取らせていたら、思わず手が止まってしまった。バーコードがない。おまけに商品コードを張ったシールもない。ナスがaubergine(ちなみにアメリカではeggplant)というのも調べてきた。それなのに検索しても一向に濃紺の物体は画面に現れない。1本99pというのは覚えているのに・・・振り返りアシスタントの店員を呼んでヘルプを求めるとそのインド人。やれやれまたかよ、と言わんばかりの表情で一言。

「Do you have a good memory ?」

とすかさず聞いてくる。悲しいかな日本の英語教育。英単語が持つ多義性についていけず「memory=記憶/思い出」としか出てこなくて一瞬回答に戸惑ってしまったが、記憶力を聞かれているのかと理解し力なく答えた。

「Yes・・・」

するとインド人。そうかそれならばと

「This number is 4801」

そういいながら画面に商品コードを入力していく。記憶するのは操作方法じゃなくて商品コードかい。店も違えば商品コードも違う。いくら記憶力がよくても、そんなのいちいち覚えてられませんってば。
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by mokomoko-chan | 2006-02-02 04:15 | English