Simpson's in the Strand
2007年 02月 27日
ローストビーフで有名なSimpson's in the Strandへ行き
牛肉あまり好きじゃないかも。
ということに今回初めて気付きました(爆)
いや。味は美味しかったんですよ、ホント。ザ・ブリティッシュ料理のヨークシャープディングとの組み合わせ&その大きさにはビックリしたけど味はなかなか。もうちょっとPoshなところかと思っていたらなんともカジュアルな雰囲気の老舗店。SAVOYに併設していてもSAVOY Grillよりもかなりカジュアルダウンしたお店です。元々カフェ(兼チェス場)だったこともあってレストランというよりサロンといった感じのインテリア。
そんなお店で問題だったのは私の嗜好。牛肉でもヒレやサーロインよりタンやモツが好きだし、さらに言えば牛肉より豚肉や鶏肉の方が好きなんですよね。最終的には肉類より魚介類のほうが好きだし。
追い討ちをかけるように"気持ちだけでなく体に合うのもこの順序かも"と実感させたのが翌日の胃もたれ。元々胃の消化機能が弱いので普段も夜は控え、彼が外食の時には食べないことが殆ど。それにあの大きさのローストビーフは重過ぎました。
そういえばBFS(狂牛病)発祥の地において牛肉を食べないことに全く抵抗感を感じなかったのはこういう理由だったのか・・・。「今頃気付いたの?」って彼からのツッコミはあえて聞こえなかったことにします。
それはさておき今夜ここで夕食したのはとある記念日をお祝いするため。
2年前のこの日は私の人生の舵が大きな転換を決定付けた日。
(その後、友達と合流して白木屋で飲んだけど・・・)
最初ロンドンに来た頃は、朝彼を送り出して帰って来たら夕食を作っての毎日。"死ぬほど退屈"という言葉通りの生活には数日で飽き、さらに自分は甲斐甲斐しい妻にはなれないことを再確認。この頃は幹であるはずの"自分"が"妻"という枝よりも細い状態になっていてなんとか立っているのがやっと。少しでも風が吹けば根こそぎ倒れてしまいそうな不安定な状態でした。
語学学校に行き始めて伸びたのは語学力より精神的な余裕。いろんな刺激をもらいながら生活し、春や夏を思うとき脳裏に浮かぶのは眩しいまでの笑顔のクラスメイト達。
彼らに負けじと自分の道を歩き始めたことで今や時々"妻"としての立場を忘れてしまうほど"自分"という太い幹がしっかり枝を支えているのだから不思議なもの。(→ある意味問題)
朝7時前に起きて朝食を準備し彼を送り出すと大急ぎで家事を片付けて8時過ぎには家を出る。18時過ぎに帰宅して夕食の下準備をして、のんびりくつろぎ時々勉強して過ごし、彼が帰って来たら夕食&団欒の平日。友達付き合いが多い彼なので1人でのんびり過ごす夜も多々だけど「呑まれない&ひったくられない」が飲み参加の必要十分条件なので、基本的に放置し自分の時間を愉しんでます。休日は2人家でのんびりすることは殆どなく外出してスポーツしたり友達と合流したり。気楽な妻をやってます。
朝起きて軽く朝食を済ませて9時前に出社、23時過ぎに帰宅してWBSや深夜番組を観て寝るだけの平日。そして休日はジムに行って汗を流しショッピングや友達と飲んで過ごしていた東京での生活に比べると大きな違い。あの頃は時間的制約から忙しいと感じていたけれど、今は違った意味で忙しいと感じる日々。1日48時間とは言わないけれどせめて30時間くらいほしいかも。「あれもしたい、これもやらなきゃ」と欲張りになっているようでも人間少しくらい欲張りなほうが調度いいはず。
人間ってきっといくつもの枝を持っていて、一つ枝が増えるたびに最初はバランスが上手くとれずに戸惑ったり悩んだりしても、逆にそれは新たな人生の側面が増えるから楽しさや幸せも倍増するものなんじゃないかと最近感じてます。もちろん根ざしている場所が変わればその土壌になじむまでに時間が掛かることもしかり。今は『自分』+『パートナー』としての2本しかない自分が『母』としての枝を持ったとき一体どうなるんだろうと不安を感じつつも、持ち前の楽観さでのらりくらりやっちゃいそうな気もしてます。
三十路を迎える今年。27歳や28歳の頃に比べると不安は減ったし、むしろ少し面白いかもと思える今日この頃。残り少ない20代の日々を後悔しないように一日一日大切に生活していきたいものです。
牛肉あまり好きじゃないかも。
ということに今回初めて気付きました(爆)
いや。味は美味しかったんですよ、ホント。ザ・ブリティッシュ料理のヨークシャープディングとの組み合わせ&その大きさにはビックリしたけど味はなかなか。もうちょっとPoshなところかと思っていたらなんともカジュアルな雰囲気の老舗店。SAVOYに併設していてもSAVOY Grillよりもかなりカジュアルダウンしたお店です。元々カフェ(兼チェス場)だったこともあってレストランというよりサロンといった感じのインテリア。
そんなお店で問題だったのは私の嗜好。牛肉でもヒレやサーロインよりタンやモツが好きだし、さらに言えば牛肉より豚肉や鶏肉の方が好きなんですよね。最終的には肉類より魚介類のほうが好きだし。
追い討ちをかけるように"気持ちだけでなく体に合うのもこの順序かも"と実感させたのが翌日の胃もたれ。元々胃の消化機能が弱いので普段も夜は控え、彼が外食の時には食べないことが殆ど。それにあの大きさのローストビーフは重過ぎました。
そういえばBFS(狂牛病)発祥の地において牛肉を食べないことに全く抵抗感を感じなかったのはこういう理由だったのか・・・。「今頃気付いたの?」って彼からのツッコミはあえて聞こえなかったことにします。
それはさておき今夜ここで夕食したのはとある記念日をお祝いするため。
2年前のこの日は私の人生の舵が大きな転換を決定付けた日。
(その後、友達と合流して白木屋で飲んだけど・・・)
最初ロンドンに来た頃は、朝彼を送り出して帰って来たら夕食を作っての毎日。"死ぬほど退屈"という言葉通りの生活には数日で飽き、さらに自分は甲斐甲斐しい妻にはなれないことを再確認。この頃は幹であるはずの"自分"が"妻"という枝よりも細い状態になっていてなんとか立っているのがやっと。少しでも風が吹けば根こそぎ倒れてしまいそうな不安定な状態でした。
語学学校に行き始めて伸びたのは語学力より精神的な余裕。いろんな刺激をもらいながら生活し、春や夏を思うとき脳裏に浮かぶのは眩しいまでの笑顔のクラスメイト達。
彼らに負けじと自分の道を歩き始めたことで今や時々"妻"としての立場を忘れてしまうほど"自分"という太い幹がしっかり枝を支えているのだから不思議なもの。(→ある意味問題)
朝7時前に起きて朝食を準備し彼を送り出すと大急ぎで家事を片付けて8時過ぎには家を出る。18時過ぎに帰宅して夕食の下準備をして、のんびりくつろぎ時々勉強して過ごし、彼が帰って来たら夕食&団欒の平日。友達付き合いが多い彼なので1人でのんびり過ごす夜も多々だけど「呑まれない&ひったくられない」が飲み参加の必要十分条件なので、基本的に放置し自分の時間を愉しんでます。休日は2人家でのんびりすることは殆どなく外出してスポーツしたり友達と合流したり。気楽な妻をやってます。
朝起きて軽く朝食を済ませて9時前に出社、23時過ぎに帰宅してWBSや深夜番組を観て寝るだけの平日。そして休日はジムに行って汗を流しショッピングや友達と飲んで過ごしていた東京での生活に比べると大きな違い。あの頃は時間的制約から忙しいと感じていたけれど、今は違った意味で忙しいと感じる日々。1日48時間とは言わないけれどせめて30時間くらいほしいかも。「あれもしたい、これもやらなきゃ」と欲張りになっているようでも人間少しくらい欲張りなほうが調度いいはず。
人間ってきっといくつもの枝を持っていて、一つ枝が増えるたびに最初はバランスが上手くとれずに戸惑ったり悩んだりしても、逆にそれは新たな人生の側面が増えるから楽しさや幸せも倍増するものなんじゃないかと最近感じてます。もちろん根ざしている場所が変わればその土壌になじむまでに時間が掛かることもしかり。今は『自分』+『パートナー』としての2本しかない自分が『母』としての枝を持ったとき一体どうなるんだろうと不安を感じつつも、持ち前の楽観さでのらりくらりやっちゃいそうな気もしてます。
三十路を迎える今年。27歳や28歳の頃に比べると不安は減ったし、むしろ少し面白いかもと思える今日この頃。残り少ない20代の日々を後悔しないように一日一日大切に生活していきたいものです。
by mokomoko-chan
| 2007-02-27 05:26
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