1年弱のロンドン生活から日本に帰国。場所は変わっても相変わらずのマイペース。日々の生活で感じた小さな幸せを綴っていきます。


by mokomoko-chan
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Autmun - the season of the pleasure of the table

f0048134_4542153.jpgこちらの無花果を見て無性に食べたくなって近所のWaitroseへ。

ちゃんとありましたよ~♪
おまけに秋の味覚・(Pear-Nashi)まで!!

果物の中でもとりわけ好きな梨に大感激(^^)v
彼も大好きなので大喜びしそう。


さっそく食べた無花果(Fig)はプチプチした食感と甘さが最高♪
くせになりそうです。

イチジクって"無花果"と書くことをすっかり忘れていました・・・
こうやって日々低下する日本語(涙)




無花果を口にしていると、小さい頃に祖母の家の近くで木に登って無花果を取った光景がふと記憶に蘇ってきました。

自分の作ったおにぎりを食べているときには、母の作ったおにぎりの味が蘇ってきます。
スーパーである食材を見ると、それを使った母の料理の味や作っている母の姿、家族みんなで食卓を囲んでいる光景などが脳裏をよぎります。
"食の記憶"ってふとした瞬間に蘇ってくるんですよね。

Ready Meal&Fast Food天国イギリスでは子供の肥満が社会問題となっています。
3割以上の子供が肥満体と診断され、それを受けてこの9月から小中学校の給食改革が始まったばかり。
内容は果物・野菜を毎食2品以上、揚げ物は週2回までとし、3週間に1度は魚料理を義務付けるというもの。
それでも日本の食に対する意識・内容とは雲泥の差です。
バギーに乗った子供がクリスプを袋ごとほおばっている姿や想像を絶する肥満体に遭遇するのは決して珍しくありません。
スーパーで買い物カゴに入れられるReady Mealの山を見ながら、イギリスの子供達の食の記憶に何が1番に浮かんでくるのかを考えると怖くなります。


とはいえ日本でもコンビニが普及し、デパ地下の惣菜が食卓を飾ることも多くなってきました。
共働きが増えて、なかなか料理に時間が割けないのもよく分かります。
もちろん以前に比べて格段に惣菜の味が上がっているのも理由の1つでしょう。

働いたいた頃、自社にいる時には毎日お弁当を作ってバランスよく栄養を採る事を心がけてました。
それが客先に常駐するとお弁当は無理なので、残業が続くと昼と夜はコンビニ食という不健康な生活へ。
こうした状況が続くと次第に食欲がなくなり夜を抜かすという悪循環に陥っていました。
コンビニ食ってどれも味が一緒のような感じがするんですよね。
しかもあまり美味しくない。
(←イギリスのレストランはそれ以下)

それが変わったのは日本橋の客先に常駐してから。
土地柄和食屋が多かったので毎日のように新鮮な魚料理を食べさせてくれるお店に通っていました。
野菜や魚介類を母がたくさん食べさせてくれた小さい頃の食生活が、こうした私の嗜好の基盤となっています。
ジュースも誕生日やクリスマス以外は飲ませなかったり、既成のお菓子もめったに与えない-おかげで今でも炭酸飲料は数口しか飲めません。
そして海外に住む今、食べたいと思うのはやはり日本の家庭の味。

結婚する前も今でも毎日の料理ではいかに簡単に作るかに加えてちゃんと自分で作ることを心がけています。
日本に住んでいた頃は毎週末にかつお節をたっぷり使って次の週の分の出汁を作っていたのですが、その香りをかいだりゆっくり作っている時間がなんとも贅沢でした。
今でもそうしたいもののこちらでは昆布とかつお節は超貴重品なのでだしの素を泣く泣く使ってはいるものの、やはり味がかなり違います。
いつか自分が子供を持って彼らが成長したとき、私が母を思い出すように、彼らの食の記憶に1番に自分を浮かべてもらえるよう、今からゆっくりその準備をしていきたいと思います。
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by mokomoko-chan | 2006-09-14 04:17 | Food