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1年弱のロンドン生活から日本に帰国。場所は変わっても相変わらずのマイペース。日々の生活で感じた小さな幸せを綴っていきます。


by mokomoko-chan
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Abisko : Day3~5

Stockholmを前日の夕方に出発してノルウェーとの国境に近いAbiskoに到着したのはお昼前。移動距離にして約1,500km。前日までとは大違いでさすが北極圏、気温も最高8℃といきなり真夏から冬に急転換。

Abisko国立公園の真っ只中に位置するだけあって周りは大自然ばかり。宿にチェックインしてさっそくリフトで山頂へ向かいます。が、このリフト。日本だったらゴンドラを利用でしょってくらいスリリングな全長2km。誰かが乗降するたびに一時停止するので空中にぶら~んと吊り下げられることしばしば、急な斜面を15~20分ほど登って頂上へ到着します。山の天気は変わりやすく風雨が吹き始めガスが立ち込めてきたものの、眼下に広がる自然を堪能。
Abisko : Day3~5_f0048134_18474465.jpg




ディナーのときに隣に座っていたスウェーデン人夫婦と会話をしていたら、スウェーデンでは夏に4~5週間の休暇を取るのが常識だとか。法律でしっかり定められているというのだから驚きです。唯一いた日本人(フィンランド駐在の方)も「長すぎて何をしたらいいかわからない」と苦笑いしていたけれど、1週間の連続休暇を取るのも大変な日本からするとうらやましい限りですよね。
Abisko : Day3~5_f0048134_18481661.jpg翌日はTouristStarion主催のトレッキングツアーへ。参加者はスウェーデン人ばかりだったけどガイドさんが個人的に英語で説明してくれるので安心。バス停へ向かう途中で生まれて初めて端から端まで完全な虹を見ました!! ちょっと幸先いいかも。
Abisko : Day3~5_f0048134_184988.jpgバスに揺られているうちにあっさりノルウェー入り。入出国審査もないのでコテージに掲げられている国旗が変わっていることで国境を越えたことが分かる程度。キールナ鉄道の建設跡地を辿りながら、山間を抜けフィヨルドを目指していざトレッキング開始。道は最小限にしか整備されていないので荒々しい自然の中を突き進みます。
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南部とは違い北部ではフィヨルド近辺に氷河湖が多く見られ、さらに北極圏だと限界地点の関係で高い木々があまり見られないので山肌も岩に覆われていて、力強い雰囲気をかもし出していました。
Abisko : Day3~5_f0048134_18512554.jpg12km歩いて到着したのはRombaken Fjordの最奥地。日本のガイドブックに載っていないフィヨルドです。当たり前だけどフィヨルドって海なんですよね。塩の香りで思い出させられました(汗) ここからは小型船でフィヨルド観光しながらNarvikへ。
Abisko : Day3~5_f0048134_18522579.jpg翌日は電車の出発を待って近くにある"王様の散歩道"と呼ばれるトレッキングロードを数キロ散策。雪解け水が荒々しく流れるAbisko川。空気も美味しくって生き返ります。
私も初めて知ったのですがここAbiskoはオーロラ観光でも有名な場所。9月下旬からオーロラが出現し始め、晴天率も高いことからかなりの確率で遭遇できるそうです。"オーロラ=冬"というイメージですが秋のオーロラのほうが暗闇に映えて綺麗に見えるそうです。一度は見てみたいですよね♪

** 宿泊先 Abisko Touriststation**(日本語あり)
  Abisko Touristatation
    →予約だけスウェーデン語ですが「使い方がわかりません」と英語でメールをすると丁寧な操作説明を送ってくれます。
by mokomoko-chan | 2006-07-19 18:22 | *North Euro*