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1年弱のロンドン生活から日本に帰国。場所は変わっても相変わらずのマイペース。日々の生活で感じた小さな幸せを綴っていきます。


by mokomoko-chan
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How to complain

 「外国人は絶対に謝らない」とは良く聞く話。あまりそれを実感したことはなかったけれど、国際結婚をしている知人達は日常生活を通して身をもって実感しているらしい。
もちろんイギリスにいると少し肩がぶつかったり、道を明けてほしいときなどで"Excuse me"の代わりに"Sorry"はよく耳にするけれ日本人からすると謝るべき時には絶対に謝らないとつくづく実感したのが今日。

 先週と同じくHyde Parkのテニスコートへ。非会員なので週末のコート予約はその週の土曜日朝8時から。昨日の時点で電話をして、オペレーターがシステムで確認しながら「日曜9時に予約を受け付けました」と返答を受けたのは紛れもない事実。なのに。

 「There is no data on the system」

さらりと言うなんてそりゃなんですか?
このために日曜日の7時に起きて朝食もそこそこにコートまで来たというのに。



一瞬切れそうになりつつも乏しい会話力では太刀打ちも出来そうにないので相方へバトンを渡す。相方も必死に文句を言うものの、彼女の口からは決して"aplogise"や"mistake"、"sorry"といった謝罪の言葉は一切出てこなかった。

相方  : 「じゃあ電話して予約を取った後に、
       本当にそれが取れてるかどうかってどうしたら分かるの?」

スタッフ: 「その日(電話した日)の午後にもう一度電話して確認するしかないわね」

相方  : 「システムに登録されたかどうかは見られないってこと?」

スタッフ: 「だからあなたの予約はシステムにないって!!」 (←半ば切れ気味)

つまり土曜日の8時過ぎに電話して予約を取ったら、また午後に予約が入ってるか確認する、んだとか。どこまでも非効率的というかサービス志向のなさ。最初の電話でしっかり予約をシステム入力しておけば、双方とも2度目の電話で確認する手間も省けるというもの。

確かに彼女のミスではないかもしれないけれど、組織としての非を認めることがないのは日本人としては違和感を感じざるを得ないですね。けれど一番悔しいのはこういうときに文句を言えるだけの語彙力が伴っていないということ。

どこかに"サルでも解る:文句の言い方 in Enlish"なんて売ってないですかね。
by mokomoko-chan | 2007-02-04 04:08 | English