1年弱のロンドン生活から日本に帰国。場所は変わっても相変わらずのマイペース。日々の生活で感じた小さな幸せを綴っていきます。


by mokomoko-chan
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Don't forget me

f0048134_3164164.jpgお華の先生のお宅の庭先にたくさんの"勿忘草(わすれなぐさ)"が咲いていたのでおすそ分けしていただきました。英語名は" Don't forget me "。小さな淡い青紫色の花が楚々として咲いている様を見ると、そんな名前が付けられたのも納得できますよね。早速家に戻ってからミルクポットに飾ってみました。

日本から遠く離れたロンドンに生活していると、無性に日本が懐かしくなることがよくあります。どれも些細なことなんだけれど、学生の頃に構内のベンチから眺めた風景とか、休日の閑散とした丸の内通りとか、客先にいた頃よく通った和食屋さんの焼き魚定食とか、ぐだぐだになるまで飲んだこととか。それと同時に、家族や仲が良かった友達・同僚は今頃何をしているんだろうかと想像をめぐらしたりもします。昔に比べコミュニケーションツールが格段に進歩したお陰でコンタクトを取り続けることは容易になったのは確かです。でもどこかで "忘れられてはいないだろうか"という漠然とした不安があるのも事実だったりもします。

そして今日の休み時間にクラスメイトのOscarが日本語を教えて欲しいと話しかけてきました。何を伝えたいのか尋ねると

" I like you ."

相手は知り合って数日の日本人の女の子ときた・・・さすが情熱の国スペイン。のっけから難題を持ってきましたね少年よ。いちおう" ワタシハ アナタガ スキデス "と翻訳して、愛の告白( I love you)でもこの言葉を使うことがあるから気をつけてねとアドバイスしておきました。

詳しくは聞きませんでしたが彼女にも多少の英語は通じるはず。それなのに日本語で話しかけようとする彼の行為はとても微笑ましく思えたのと同時に、コミュニケーションに大切なのは "相手に伝えようとする気持ち" ということをあらためて気づかせてくれました。距離という壁を乗り越える努力と、言葉という壁を乗り越えようとする努力。どちらも継続するのは難しいことではあるけれど、努力する気持ちや姿勢が相手に自然と伝わって"忘れられない"人間になるのかもしれないですね。
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by mokomoko-chan | 2006-04-28 02:45 | Daily Life